さらに、その時美緒の姿がないことに気づいたチヌは、杉浦のことは放っておき、美緒の身を案じます。
もっとそれを見た高泉は、少女を呼び寄せ、膝にのせようとします。 「矢津の若様が金ヅルだから気にしないで遊べる」 と話しており、その話を近くで聞いていた人物が、元夫に声をかけたところ・・。 姉の安否を確かめるまで、女郎をやめるわけにいかない、と。
もっときばらないかんよ、と言われるチヌ。 笑顔で受け流す巴ですが、その後清香は、恐ろしい行動に出ます！ 「声なきものの唄」９巻の３話目です。 『声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋』安武わたる【ネタバレ結末】. 男衆に抱かれたままチヌは「須賀屋」に運ばれました。
もっとそうして、サヨリのためにチヌはさらに杉浦にお金を渡します。 「千鳥は笑って機嫌良く生きとる人間や」 女郎でも鬱々とせず、人や客の幸せを我が事のように考えられるところでした。 特に汚くてツラい仕事はチヌに割り振られていた。 生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが……。
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